この設定だと確かにCtrl-セミコロンになりますね。
記号出力(ピンク背景)は、Shiftキーの押下状態は接続先OSのキーボード認識(US配列として認識されるか、JIS配列として認識されるか)によって適切に切り替わりますが、Ctrlなど他の修飾キーについては関与せずそのときの押下/非押下の状態のままとなります。今回の場合、Ctrlキー押下によって配列面2になり、その配列面で「;」(ピンク背景)を押したので、Ctrlの押下状態はそのままにセミコロンが出力されました。これは設計通りの動作です。
キー出力時に、一時的に修飾キーの状態を変化させることは、記号出力(ピンク背景)ではできませんが、キー出力(白背景 または オレンジ+黄緑背景)では可能です。一方、キー出力ではキーボード出力モード(JISかUSか)によって記号の並びをJIS/USに合わせることができません。今回については幸いなことにセミコロンの位置がJISとUSで同じなので、添付のようにキー出力(白背景 または オレンジ+黄緑背景)をCtrlキー外し(キー下にCに×が重なった表示)にした「Ctrlキーを外したセミコロン」に変更すると、希望通りの出力になります。
《ちなみに》(読み飛ばして構いません)
もし置きたいキーが、セミコロンではなくアットマークのようなUS/JISで位置の異なるキーだった場合。
両Shift+1 での出力モード変更に合わせて出力キー(Pの右のキーか、Shift+2か)を変えつつ、Ctrlも外すということは直接的にはできません。
代わりに、以下のようにすると近いことができます。
- ユーザーMOD押下時の配列面4を、配列面6に移動する。
- 配列面0〜2をそれぞれ配列面3〜5にコピーし、US用の配列面(0〜2)と、JIS用の配列面(3〜5)を分ける。配列面3の修飾キー連動配列面を配列面4,5にする。
- 配列面2では「Ctrlを外して左Shiftをつけた2」、配列面5では「Ctrlを外した、Pの右隣のキー」を割り当てる。
- ユーザーMOD+どこかのキー(使わなさそうなもの)に、マクロを使って「KB出力US,配列面3 ON」と「KB出力JIS,配列面3 OFF」を割り当てる。US/JIS切り替え時は、両Shift+1を使わず、このキーで切り替えることにする。