面OFFの意味

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  • #1516
    keyama
    参加者

    例えばNICOLA配列プリセットで「マクロA英数」に「面OFF1」が入っていますが,これを「面ON0」にするのとどのような違いがあるのでしょうか?

    #1519
    うぇぶしま
    キーマスター

    「面ON0」では配列面0が有効になるだけです。配列面1の方が優先度が高いので、配列面0を有効にしたところで配列面1の機能のままになります。
    [マニュアル]キーボード配列面 をご覧ください。)

    #1523
    keyama
    参加者

    起動時は「0」のみが有効で、他はすべて無効になっています。

    起動時はレイヤー0が「面ON」,レイヤー1〜31が「面OFF」となっているという理解でいいでしょうか?

    そして,同時押しMODやユーザーMOD,「修飾キーを押している間 有効になる配列面」は,押している間だけ「配列面」に設定しているレイヤーが「面ON」状態となり,離すと「面OFF」となる,ということなのでしょうか?

    #1526
    うぇぶしま
    キーマスター

    起動時はレイヤー0が「面ON」,レイヤー1〜31が「面OFF」となっているという理解でいいでしょうか?

    はい。正確には、[マニュアル]キーボード配列面に書かれている通り、「起動時は最も優先順位が低い『配列面0』だけが有効」です。

    (おっしゃっている意味は分かりますが)「面ON」は「ある配列面を有効にする操作」を指します。つまり「面ON 1」=「配列面1の有効化」です。カスタマイズ画面上では1キーに書ける文字数が限られているのでこのような表記になっています。

    そして,同時押しMODやユーザーMOD,「修飾キーを押している間 有効になる配列面」は,押している間だけ「配列面」に設定しているレイヤーが「面ON」状態となり,離すと「面OFF」となる,ということなのでしょうか?

    ユーザーMODの通常シフト と 修飾キーを押している間有効になる配列面 については合っています。
    ユーザーMODの前置シフト と 同時押しMOD については有効になるタイミングが異なります。それぞれのマニュアルページをご覧ください。

    #1536
    keyama
    参加者

    「面ON」「面OFF」の意味が理解しきれていなかったのは,レイヤーの概念を取り違えていたことにあるようです.

    今までのご説明を一通り眺めたところ,「かえうち」のレイヤー概念は,レイヤー0〜31を常に31→0の方向で通して見ていて,レイヤーを有効/無効にすることで有効キーの判定を切り替えているものと理解しました(これでいいでしょうか?^^;).

    小生は当初,全レイヤーが常時有効となっていて,個別のレイヤーに「入る」「出る」(今でもこの表現を使ってしまいますが^^;)というイメージで捉えていて,「入っている」レイヤーからレイヤー0に向かって参照して一番近くのレイヤーで設定されているキー定義を実行する,と考えていたわけです.
    こう考えると,「面OFF 1」と「面ON 0」ってどちらもレイヤー0に移動する動作で同じなんじゃ?と思ってしまうわけです.

    実験すればわかることを聞いてしまっているところもありますが,何故このような動作になるかを理解するためには,公式の考え方を確認した方が理解が容易になるので質問させていただいております.(あと,質問を簡略化するためにあえて細かい動作の違いを端折って聞いている部分もあります.)決して実験を端折っていたり(見落としがあるかもしれませんが)マニュアルを見ていないわけではありませんので,何卒ご容赦くださいませ.m(_ _)m

    #1538
    うぇぶしま
    キーマスター

    「かえうち」のレイヤー概念は,レイヤー0〜31を常に31→0の方向で通して見ていて,レイヤーを有効/無効にすることで有効キーの判定を切り替えているものと理解しました

    正しいです。

    「入っている」レイヤーからレイヤー0に向かって参照して一番近くのレイヤーで設定されているキー定義を実行する,と考えていた

    それではごく単純なキー配列さえも実現できなくなります。
    基本的にはマニュアルのキーボード配列面を読んでください、としか言えません。配列面の優先順位、起動時の状態、有効無効の切り替わりと効果はすべてここに書かれています。

    優先順位付きレイヤー(=層)を有効/無効にすることで結果が変わるというのはPhotoshopなどのレタッチソフトでも使われている概念なので、かえうち に限った特殊な考え方ではないと思います。

    #1546
    keyama
    参加者

    Photoshopはレイヤー数可変,かえうちは固定という違いはありますけれどもね.^^

    それではごく単純なキー配列さえも実現できなくなります。

    うーん( ་ ⍸ ་ )そうでしょうか? イマイチ実現できないという具体例が思い浮かばないのですが…
    ま,実利用には関係ない話ではあるので,お暇なときにでもご教示いただけたら幸いです.

    繰り返すようですが,マニュアルには目を通した上で質問させていただいております.
    読解力に問題があるのでしょうが,【初心者歓迎】ということで御容赦下さいまし.m(_ _)m

    #1549
    うぇぶしま
    キーマスター

    Photoshopはレイヤー数可変,かえうちは固定という違いはありますけれどもね.^^

    それは本質的な違いではありません。レイヤーの概念という点では、32は十分大きな数字だと思います。

    イマイチ実現できないという具体例が思い浮かばない

    [無変換+A]→[F1]、[変換+S]→[Home]に設定したいと仮定します。これはユーザーMODで実装できます。

    • 配列面0:QWERTYキー配列
    • 配列面1:[無変換]を押している間の配列面(ユーザーMOD 通常シフト)[A]に[F1]を設置
    • 配列面2:[変換]を押している間の配列面(ユーザーMOD 通常シフト)、[S]に[Home]を設置

    ここで「『入っている』レイヤーからレイヤー0に向かって参照して一番近くのレイヤーで設定されているキー定義を実行する」という動作だとします。

    [変換+S]を押したときは、配列面2の[S]に[Home]があるので[Home]が出力されます。これは問題ありません。[無変換+A]も問題ありません。

    では[変換+A]を押したときはどうでしょうか? 配列面2の[A]には何も定義されていません。次に配列面1の[A]には[F1]があるので、[F1]が出力されます。
    [変換+A]は普通に[A]が出力されることが期待したはずですが、意図しない出力となってしまいました。

    これを回避するには、配列面2のAキーに[A]を設置する必要があります。配列面1に追加があれば2にも追加、配列面0への変更を2にも反映。使う配列面が増えたらさらに煩雑です。無理ではありませんが、これをやるなら「透過」の概念自体捨てた方が良さそうですね。

    #1551
    keyama
    参加者

    それは本質的な違いではありません。

    もちろんそうなんですが,先入観の形成には影響すると思います.
    可変数レイヤーではレイヤーを追加する作業を行うことで,追加レイヤーに注意が集中しがちです.レイヤーの有効化・無効化というのもすんなりと理解しやすいと思います.
    最初からレイヤー数が固定してあれば,その中に設定をはめ込んでいくという考えになりますので,前者に比べてレイヤーの有効化・無効化という考えに及びが至りにくいような気がします.まぁ,そんなのは私だけかもしれません.
    それがいいのか悪いのか,というところまではわかりませんので言及するつもりもありません.ただの言い訳ですから(苦笑),誤解のないようお願いいたします.m(_ _)m
    レイヤー数が少ないというつもりもありませんです,ハイ.
    Photoshopのレイヤーのことも知っているので,今のかえうちのレイヤーの概念は,今回のご説明で(ようやく^^;)理解できたのではと思っています.
    ただ,誤解の言い訳をしているようなものですが,こういう受け取り方もあるんだということでご了解願います.

    後半の具体例について,早速のご提示ありがとうございました.システム設計の実例として参考になります.「ごく単純」かという意味では,なんか私メとは違う領域に入ってしまっているような気もします.or2
    例外処理はヒューマンインターフェイスを構築する際の大きな壁となりますよね.私なんかは,全部定義しちった方がはっきりして良いところもあるように思ってしまいますが,その手間は膨大なものになってしまって実際的ではないのもわかります.
    先に提示したカスタマイズファイルでは,透過設定で済むところも定義しちゃっていた箇所が多数あったのではと思います.今のシステムでは頻回の設定変更は手間数がかかり面倒だということもあり,未定義ではどうなるか不安なので,それならのっけから登録しちゃえということで入れていたわけですが,未定義部分もたくさん残っているわけで.実利用で問題が生じた段階で手を入れる,と今後はそんな感じになると思います.

    度々のコメント,ありがとうございました.

    • この返信は6年、 4ヶ月前にkeyamaが編集しました。
    • この返信は6年、 4ヶ月前にkeyamaが編集しました。
    #1600
    うぇぶしま
    キーマスター

    可変数レイヤーではレイヤーを追加する作業を行うことで,追加レイヤーに注意が集中しがちです.レイヤーの有効化・無効化というのもすんなりと理解しやすいと思います.

    なるほど。それは確かに一理ありますね。
    それにPhotoshopの場合はレイヤー有効/無効での効果がすぐに見られるというのも理解に寄与しているのでしょう。

    解決にはなりませんが、マニュアルに「Photoshopのレイヤーに似ている」という文言を追加してみました。

    「ごく単純」か

    感覚が麻痺しているのかもしれませんね……。
    まぁでもたった2つのキーバインドすら満足に実装できないようでは、良い設計とは言えないのでしょうね。

    透過設定で済むところも定義しちゃっていた箇所が多数あったのではと思います.

    ユーザーにとって分かりやすいことが重要なので、まったく問題ないと思いますよ。

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