ファームウェア

かえうち本体は、内部に書き込まれたファームウェアによって動作します。かえうち のファームウェアは書き換え可能です。

ファームウェアの書き換え方法

かえうちカスタマイズ での書き込みと同時に、かえうち のファームウェアが書き換えられます。書き込むファームウェアのバージョンは、かえうちカスタマイズ右上のファームウェア:x.xで選択できます。

ファームウェアバージョンの確認

かえうちにキーボードを接続した状態で、「メモ帳」「テキストエディット」などの文字入力のできるソフトウェアを開き、(かえうち ではなくIMEの)入力モードを直接入力にして、左Shift+右Shift+9 を押すとバージョン情報が文字入力されます。

バージョン情報の例

バージョン履歴

バージョン リリース日 変更内容
3.4 2020-06-04 キー操作で かえうち を再起動する機能、フリーズ時に自動的に再起動する機能を追加。
カスタマイズモードへの切り替えを高速化。
かえうち2 カスタマイズモードへの切り替え時のLED点灯回数を4回から3回に変更。
3.3 2020-04-13 3.2で発生していた、一部かな文字が正しく出力されない問題を修正。(3.1, 3.2 でも発生しない個体もあります。)
マクロ出力の安定性を向上。
3.2 2020-03-18 3.1で発生していた、一部かな文字が正しく出力されない問題を修正。(3.1 でも発生しない個体もあります。)
3.1 2019-11-13 3.0で発生していた、使っているうちにキーボードの切断→再認識が発生する問題を修正。
キーの認識順序を修飾キーを優先するように変更。キーバインドを出力する特殊な機能を持つ一部のキーボード(例:Lenovo TrackPointキーボード旧型のブラウザキー)で、キーバインドが正しく認識されない問題が修正されます。
3.0 2019-10-30 かえうち2 に対応。
設定やファームウェア情報の印字速度を向上。
かえうち2ライセンス情報を埋め込み。
2.2 2018-08-01 Apple Magic Keyboard に対応。
2.1 2018-07-20 2.0 で個体によって一部キーが認識されない問題を修正。
2.0 2018-06-27 マクロの長さ変更機能を追加。
ユーザーMOD に 修飾MOD を追加。
指定した時間待つ機能を追加。
同時キーの自動出力開始時間を分離。
カスタマイズモードへの切り替えを高速化。
macOS+ATOKで「記号の明示的な指定」を使うと、一部記号の入力時に変換前の文字が消える問題を修正。
1.7
[安定版]
2018-01-15 ユーザーMOD(通常シフト)で単独押しをキーリピート有効にすると、キーリピート後に配列面が無効に戻らない問題を修正。
ユーザーMOD(前置シフト)を多重に呼び出すと、最後に有効にした配列面以外が無効に戻らない問題を修正。
1.6 2017-12-30 同時打鍵でない かな文字 がキーリピートされない問題を修正。
3キー以上のロールオーバー打鍵をすると、キーを離してもキーリピートが送信され続ける場合がある問題を修正。
1.5 2017-12-19 通常キーを含むロールオーバー打鍵で一部文字が入力されないことがある問題を修正。
キーボード出力モードの切り替えなどの設定変更をキー配列設計のコードに追加。
1.4 2017-12-03 かえうちカスタマイズ 2.0以降(統合ソフトウェア)でのカスタマイズモード自動切り替えに対応。
1.3 2017-10-17 ローマ字入力で「う」+「゛」が正しく変換されない問題を修正
SKK用に かな文字 にShiftを付加する機能 を追加
1.2 2017-10-02 マクロ動作の問題を修正
マクロ内でユーザーMOD(前置シフトのみ)を使用可能に変更
記号の明示的指定 に対応
かな に拗音拡張(きゃきゅきょ など)を追加
1.1 2017-09-19 LEDの点灯パターン を変更
1.0 2017-08-26 最初のリリース
2017年9月お届け分は ver.1.0 が書き込まれた状態で出荷

既知の問題

  • かな入力モードで、本来入力できない記号が割り当てられたキーを操作すると、意図しない かな文字 が出力される。