出力モードの変更

かえうちは、接続するシステムの状態に合わせて動作モードを変更することができます。

キーボード出力モード JISキーボード出力(デフォルト)
USキーボード出力
日本語出力モード ローマ字出力(デフォルト)
かな出力

システム側の設定に合わせたモードにすることで、意図した文字を入力できます。

キーボード出力モード

システム側のキーボード認識がJISキーボード*1106/109キーボード。いわゆる日本語キーボード。かUSキーボード*2101/104キーボード。いわゆる英語キーボードかに合わせてモードを設定してください。

キー配列の記号位置を適切に設定していれば、JISキーボードをシステムがUSキーボードだと認識していても(あるいはその逆でも)、意図した記号が入力できます。動作の詳細はこちら。

日本語出力モード

※ ローマ字入力ユーザーは関係ありません。

かな入力をするキーボード配列を利用する場合、システム側の設定が「ローマ字入力」か「かな入力」かに合わせて動作を変更することができます。動作の詳細はこちら。

ローマ字出力、かな出力それぞれにデメリットがあります。基本的にはローマ字出力モードを推奨します。

ローマ字出力モードの注意点

  • 文字入力の際に、一瞬アルファベットが見えることがある。
  • 単独の濁点/半濁点(゛゜)の処理動作*3清音文字をBackspaceで消して濁音文字を再入力しています。がもたつくように見えることがある。

特にmacOSのライブ変換機能が有効な場合は、表示が気になりやすいと思います。

かな出力の注意点

  • 数字と一部の記号が入力できない*4!”#$%&’()=^~¥| @`;+:*{}<>?_ が入力できません。ローマ字入力では可能です。

出力モードの変更

コード設置でのモード変更

コード一覧の「特殊」タブにモード変更用のコードがあります。好きなキーに設置することで、そのキーを押すと設定変更や状態表示ができます。

両Shiftを使ったモード変更

かえうちに接続したキーボードのキー操作で出力モードを変更できます。「1」キーでキーボード出力モード、「2」キーで日本語出力モードを変更できます。

  1. 左Shiftと右Shift(Shiftキーの位置を変更している場合は、変更後のキー位置)を同時に押す。
  2. 両方のShiftキーを押しながら「1」キーまたは「2」キー(位置を変更していたとしても、変更前の本来のキー位置)を押す。
  3. LEDが点灯/消灯(下記)したことを確認し、すべてのキーを離す(離す順序は問いません)。

または

(赤点灯中なら一時消灯)
出力モードの切り替わりを示す
消灯が1回ならJISモード、2回ならUSモード


または

出力モードの切り替わりを示す
消灯が1回ならローマ字モード、2回ならかなモード

また、手順2.で「0」キーを押すと、現在の状態がキー入力を使って表示されます。

 -- Status --
Output as JIS keyboard
Romaji mode

-- Command --
1 Output type <JIS/US>
2 JP mode <Romaji/Kana>
9 Version info.
0 Show status
Esc Customize mode

ここに書かれているように、同様の操作で別のキーを押すことでカスタマイズモードに入ったりバージョン情報を表示したりが可能です。

注釈   [ + ]

1. 106/109キーボード。いわゆる日本語キーボード。
2. 101/104キーボード。いわゆる英語キーボード
3. 清音文字をBackspaceで消して濁音文字を再入力しています。
4. !”#$%&’()=^~¥| @`;+:*{}<>?_ が入力できません。ローマ字入力では可能です。