はじめに(初回カスタマイズ)

製品を受け取ったばかりの方へ

「かえうち」はカスタマイズを前提とした製品です。

カスタマイズに用意された機能は多岐に渡り、設定方法は複雑です。すべての機能を理解してから設定するのは現実的ではありません。

まずは以下の順に試し、必要に応じて他のページを読みながら、機能を追加していってください。

1. 動作確認

かえうちを PC/Mac とキーボードの間に接続して普通にキーボードが動作することを確認してください。ただしF1F2F3を押した時のみ特殊な動作(試験用文字列を一気に入力)をします。

※ お届け時期によって、「特殊な動作」のキーや内容が異なります。また、2017年8月までにお届けした製品は、ファームウェアが書き込まれておりませんので、この動作確認はスキップしてください。

かえうち2
かえうち1

システムとキーボードの両方を接続すると、約4秒後に使用可能になります。キーボードは後で使うので、かえうちと共に接続したままにしてください。

※ ここがうまくいかない場合は、PC/Mac または キーボード が非対応の可能性があります。LEDの表示を確認し、他のPCやキーボードをお試しください。

2. プロダクトキーの確認

発送時に送られるメールに、プロダクトキーと配送情報(追跡番号)が書かれています。プロダクトキーは今後の手順に必要になります。

※ メールは [at] webshima.jp ドメインから送られます。迷惑メールフォルダなども確認してください。どうしても見つからない場合はお問い合わせフォームから再発行を依頼してください。

3. かえうちカスタマイズ をダウンロード、インストールする

以下のフォームにプロダクトキーを入力し、「かえうちカスタマイズ」をダウンロードしてください。(カスタマイズページのダウンロードフォームと同一です。)

※ カスタマイズに使うOSと使用するときのOSは関係ありません。どのOSでも かえうち を同じようにカスタマイズできます。

ダウンロードが完了したら、以下のリンク先指示に従ってインストールしてください。

インストールが完了したら「かえうちカスタマイズ」を起動してください。

4. かえうちカスタマイズ にログインする

プロダクトキーを入力し、「ログイン」を押します。

5. サンプル を読み込む

かえうちカスタマイズ には、あらかじめ主要なキー配列が用意されています。画面上部のメニューから [開く] → [サンプル集] を開き、使用したいキー配列に近いものを選んでください。

親指シフトの場合
サンプル集の [かんたん設定を表示] を押して、親指シフトかんたん設定を開いてください。
親指キーやIME切り替えなどを好みの設定に変更し、[読み込む] を押してください。

以下のようなメッセージが表示されたら。「OK」を押してください。

6. 書き込む

かえうち をPC/Macに接続し、「書き込む」を押してください。

書き込んでいる間、ボタンがプログレスバーとして表示され、横にメッセージが表示されます。書き込み中は かえうち に接続したキーボードの操作は無視されます。

書き込みが完了すると、自動的に かえうち がキーボードを再認識し、かえうち を介したキーボード操作ができるようになります。

※ 書き込みに失敗する場合は、かえうち を介したキーボードで両Shiftを押しながらEscを押す(赤緑LEDが交互に素早く点滅した後、消灯します)操作を行ってから、再度 [書き込む] を押してください。Windows の場合は、[Windows] 書き込みに失敗する もご覧ください。

7. キー配列が切り替わったことを確認する

キー配列が変換されていることを確認してください。

  • 親指シフト(NICOLA) や 月配列 などサンプル集にある多くのキー配列は、日本語と英語で別々のキー配列を設定しています。日本語入力モードへの切り替えは変換ひらがなかなのいずれかです。
    • Windows のデフォルト設定では、日本語モードへの切り替えが連動しません。モード切替時の かえうち のキー出力でシステム側のモード切り替えが行われるよう、IMEのキー設定を変更してください。
    • かえうちパートナー を導入することで自動で状態を同期することができます。

8. 困ったら

分からないことや、うまくいかないことがある場合は、マニュアルを読む、よくある質問 を確認する、フォーラム で質問する などで対処してください。

また、随時ファームウェアのアップデートをしております。かえうちカスタマイズでの書き込み前に、画面右上の「ファームウェア」欄でファームウェアのバージョンを選択できます。必要に応じて他のバージョンもお試しください。