「かえうち」は必要に応じてキーリピート処理を行います。ここでは以下の設定になっているものとして解説します。(msec=ミリ秒)
キーリピート開始までの時間 | 800 ミリ秒 |
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キーリピート間隔 | 80 ミリ秒 |
[同時押し/ユーザーMOD] 単独押し 送信までの待機時間 |
500 ミリ秒 |
基本
「かえうち」は基本的には、キーリピートをできるだけシステムに任せます。「a」のような通常の文字であれば、単に「押し続けている」とシステムに伝えれば、システム側が勝手に「a」を繰り返し入力してくれます。
一方、ローマ字入力での かな文字 のように複数のキー操作をする場合には、押し続けても入力されません。そこで、各キーを かえうち が繰り返し出力します。
かな文字「か」を割り当てたキーを押し続けた場合、まず押した瞬間にKAを出力します。800msec 以内に離された場合はそれで終了です。
800msec 以上押し続けていた場合は、800msec 後から80msec間隔でKAを繰り返し出力します。
同時押しMOD
同時押し
MODを利用する場合、通常は同時キーが離された時点で、同時押しシフトがかかるかを判定して文字を出力します。
同時キーをそのまま押し続けた場合、500msec後に自動的に判定処理に入ります。同時押し
MODがどれも押されていなければ、同時キー
(単独○)の単独配列面を出力します。
一度目の出力以降の処理は通常のキーリピートと同様です。同時押し
MODの単独押し、ユーザー
MODの単独押しの場合も同じ処理方法です。
同時押し
MODが押されていた場合でも、同じタイミングで判定します。
同時キーまたは同時押し
MODのいずれかが離された時点でキーリピートの出力を終了します。
複数の同時押しキーが押されている、途中で配列面が切り替わるなどの場合の処理は複雑なのでここでは解説しませんが、違和感なく使えるようキーリピート処理を行っています。