「かえうちパートナー」は、かえうちの補助ソフトウェアです。
かえうちパートナー が無くても かえうち を使うことができます。かえうちパートナー は かえうち をより便利に使えるようにするための、Windows/macOS上で動作する常駐ソフトウェアです。
機能
かえうちパートナーの機能は2つあります。現在のサポート状況は以下の通りです。
Windows | macOS | |
---|---|---|
入力モードの監視 | ○ | ○ |
記号の打ち分け補助 | ○ | - |
かな/英数キーでの 日本語入力ON/OFF |
○ | (かえうちパートナーがなくても可能) |
入力モードの監視
かえうち単体では、システム上で日本語入力(IME ON)になっているか、英語入力(IME OFF)になっているかを判別することができません。ウィンドウの切り替えなどで入力モードが変化してしまうと、意図しない文字が入力されてしまいます。
かえうちパートナーはシステム上で入力モードを監視し、状態が変化したことを かえうち に通知します。
入力モード変化の通知を受けたときに かえうち が何の処理をするかは、カスタマイズの全般タブにある「かえうちパートナー システムのIMEが変化したときの操作」で設定できます。操作内容は単一キー扱いですが、マクロを割り当てることで複数操作を行うことも可能です。
記号の打ち分け補助
日本語の一部の記号は、キーボードで直接打ち分けることができません。例えば中黒「・」と全角スラッシュ「/」はどちらか一方*1IME(Microsoft IMEやATOKなど)の設定でどちらかを選択する。しか入力できません。
かえうちパートナーは、かえうちと協調動作することでこれらの記号の打ち分けをできるようにします。かえうちパートナーが動作していないときは元々の動作となります。
入力文字 | かえうちパートナー あり | かえうちパートナー なし (いずれもIMEの設定に依存) |
---|---|---|
、, | 、, | 、、 または ,, |
。. | 。. | 。。 または .. |
・/ | ・/ | ・・ または // |
詳しい設定方法や動作についてはこちら → [Windows] 記号を明示的に指定
かな/英数キーでの日本語入力ON/OFF
Windows での標準設定では、全角/半角日本語入力ON/OFFのトグルはできますが、直接「日本語入力ON」「日本語入力OFF」にするキーはありません。一方 macOS では、かなで日本語入力ON、英数で日本語入力OFFにできます。
Windows で かえうちパートナー を常駐させていれば、本来 macOS 用のキーであるかなと英数が使えるようになります。
OS | Windows | macOS | |
---|---|---|---|
かえうちパートナー | あり | なし | あり/なし |
かな | ON | ー | ON |
英数 | OFF | ー | OFF |
全角/半角 | トグル | トグル | ー |
※ 「-」の場合はキー入力が無視されます。
バージョン履歴
かえうちパートナーのバージョンは、各OSで個別に管理しています。
注釈
1. | ↑ | IME(Microsoft IMEやATOKなど)の設定でどちらかを選択する。 |