[Windows] 記号を明示的に指定

通常のキーボード入力において、[、 と ,]や[・ と /]を明示的に打ち分けることはできません。

IME(日本語入力ソフト)にはどの記号を入力するかの設定項目があります。この設定に従ってどちらかの記号が入力できます。両方の記号を使いたくても、一方は変換リストから選ぶしかありません。

かえうち の出力は通常のキーボードと同じなので、「記号の打ち分けができない」という制限があります。

かえうちパートナーとの協調動作

Windows において、かえうちパートナー 1.2以降 を動作させた状態に限り、この記号の打ち分けができるようになります。かえうちパートナー側に設定等は不要で、常駐していれば常にこの機能が利用できます。

この機能を利用するためには、「記号」タブから使いたい記号を配列面に設置する必要があります。また、現状ではローマ字入力モードかつ(システム側が)JISキーボードとして認識しているときのみ正常に動作します。

ファームウェアバージョンに注意!

ファームウェアによって対応するバージョンが異なります。対応しない組み合わせで使用した場合、記号の明示的な指定 で間違った記号が入力されます。

ファームウェアかえうちパートナー
〜 1.8β2〜 2.1
2.0 〜3.0 〜

通常の記号入力

この5つの記号は、通常のキーボード入力と同じです。句点なのかピリオドなのか、中黒なのかスラッシュなのか、などはシステム(IMEの設定)に依存します。

明示的な記号入力(通常記号の拡張)

一方、こちらのリストから選択すると、明示的にどちらかの記号を入力できます。

OSかえうちパートナー入力内容
動作中選択した記号そのもの
非動作中システム(IMEの設定)に
依存した記号
その他

かえうちパートナーを動作させていない場合や、Windows以外で利用する場合は、「通常の記号入力」と同様にIMEに設定されている記号が入力されます。

※ ShiftやCtrlなどの修飾キー押下中(「修飾キー連動配列面」の利用を含む)は、明示的な記号入力が正しく動作しません。

明示的な記号入力(代替記号付き)

このリストにある記号は、かえうちパートナーの利用を前提にしています。かえうちパートナーを動作させているときは設定通りの記号が出ますが、かえうちパートナー非動作中やWindows以外では代替記号*1例えば「○」の代替記号は「O」(大文字のオー)など。が入力されます。

 

 

 

 

注釈   [ + ]

1. 例えば「○」の代替記号は「O」(大文字のオー)など。